塗装用壁紙　オガファーザー、ルナファーザー

塗装用壁紙は、壁面に塗料を塗布する前に貼る特殊な壁紙です。塗装用壁紙にはさまざまな種類があります。一般的な塗装用壁紙は、繊維ガラス壁紙や不織布壁紙があります。これらの壁紙は、壁面の凹凸を均一にしてくれるため、塗装の仕上がりを美しくする効果があります。また、塗料の乾燥や剥がれを防ぐ保護層としても機能します。

通常の壁紙とは異なり、塗装用壁紙は塗料の密着性を高めるための凹凸のある表面を持っています。これにより、塗料が均一に壁紙に付着し、塗料の効果を最大限に引き出すことができます。

塗装用壁紙は、壁面の欠陥や凹凸を隠すためにも使用されます。壁面のクラックやヒビ、凹凸部分を平らにし、塗料を均一に塗ることができます。また、壁紙の上からさらに塗装を施すこともできます。

日本の住環境では湿気が基によりカビの発生が多く、健康被害がありますが、オガファーザーは紙でできた壁紙なので、一番の特徴は呼吸性がある素材であるということです。一般的な塩ビクロスに比べ、湿気が行き来できる為、カビの発生リスクを低減できます。それだけでなく、自然素材であるため塩ビクロスとは異なり、素材の表面で静電気が発生することがなく、壁に埃を引き寄せません。 アレルギー物質の少ない快適な室内空気環境を作れる素材と言えます。

オガファーザーは、製造時に廃棄物となる材料の削減、排気ガスや排水による環境リスクへの取り組み、エネルギー消費を最小限に抑えるなど、エコロジカルな取り組みを行っています。また、原料は主に再生可能なものを使用しています。

塗装用壁紙のルナファーザーとは、紙と木チップ、パルプなどから作られた自然環境に優しい壁紙です。

１８６４年にドイツのERFURT社で製造されてからヨーロッパをはじめ世界各国で愛用され、DIYマーケットにも販路を広げています。

ビニールクロスは約１０年で張替の目安になりますが、ルナファーザーは２０年以上保つと言われています。

１度貼ってしまえば、塗料の重ね塗りが８回程度可能で壁紙張替をしないで模様替え出来ます。

ルナファーザーには木片を散りばめたチップスと独特な模様があるフリーズの２パターンがあります。